津市久居尾崎塾のブログ

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私立専願受験、前期選抜を取りやめ公立後期入試へ 津市久居尾崎塾

中学校の進路指導で本人の実力をしっかり把握していない(と思われる)先生方がいる。

 

私からみると津西や松阪、津東Sで真ん中より上位で合格できそうな生徒が、本人が望んでいなかった高田高校の専願や、同じく久居高校の前期選抜を口に出すとき、「今年も来たか」と思う。

 

本人が行きたい場合や、本人の実力や個性として専願や久居高校を受験することは大いに賛成。

実際に、尾崎塾ではほぼ毎年、高田高校や三重高校専願合格者はおり、同様に久居高校を前期選抜で合格する生徒がいる。

 

本人の気持ちが一番大切だから本人の意見を最重要視している。

 

ただ、本人が気持ちを固めるためには、

高校での学習内容はもちろんのこと、高校入学後どのあたりの学力順位でスタートできそうなのかという成績予想や、卒業後の進路選択まで俯瞰して指導すべきだと考えている。

 

例年、中学校での三者面談後の突然の志望校変更は1名程度だが、今年は複数名おり驚いた。

順位が出ない学校では学校側で生徒の実力を把握できていないのだと強く感じた。

 

明らかに実力的に公立高校も挑戦できる実力がある選択肢が多いはずの生徒へも私立専願を推したり、本人がそれほど志望していない高校の前期選抜への誘導ともとられかねないような指導。

 

結局、数名の生徒は塾で行った三重県入試の過去問の点数を基にしつつ、高校卒業後の進路まで考えた結果、私立専願や前期選抜を取り下げることとなった。

 

進路変更をした生徒たちは安泰ではなく、挑戦を選んだ。

必ずや、今後の人生も重要な場面で挑戦できる人になる。

 

受験勉強は今後の人生との向き合い方の勉強でもある。

 

勝負の冬が始まっている。

 

今からがまさに実力が身に付く期間。

 

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