小学生の頃から図書室で本を借りまくっていた。
寝る前に本を読まないと寝られない体質は今も続いている。
30代を迎えた頃から、気が付くと未読の作家の本になかなか手を出さなくなっていた。
お気に入りの作家の新作や、過去に読んだ個人的に名作だと思う本を読みなおすことが多かった。
しかしこのままでは新しい感動や新たな時代の雰囲気を感じられないまま老いていくと思い、
昨年から意識して今まで読んでいなかった作家の本も読み始めた。
ここ半年ほどで印象が強かった本。
自分的におなじみの作家もいるけれど、初めて読む作家が多い。
辻村深月『傲慢と善良』、重松清『とんび』『小学五年生』、佐藤究『テスカトリポカ』、
小川哲『君のクイズ』『地図と拳』、西加奈子『夜が明ける』、伊集院静『渚ホテル』、、
感動、凄み、痛み、充足、共感、驚愕、そして本を読む面白みを感じた。
たった数百円、図書館に行けば無料で体験できる脳の旅。
読書はええぜよ。
ちなみに、この2023年になってから読んだ本で特に印象に残った本はこれ。
極厚上下2冊だが、正月は時間の隙間を縫って貪り読んだ。
物語の舞台は日本の統治時代の朝鮮半島で始まり、日本にやってきて激動の時代を生き抜く四世代の話。
戦前戦後の大阪の鶴橋駅の匂いを感じながら、人が生きる業のようなものが垣間見えた気がする。圧倒的な読書体験だった。
韓国系アメリカ人が書いたのだが、日本の生活風習のささいな描写一つとっても日本人より日本人が見えているような書き方をしていると感じた。
たまたま以前に激賞した『三体』シリーズと同じく、オバマ元大統領が推薦して全米で人気を博したよう。
私立高校は受験者全員が合格。
三重高校で思うように力を出せなかった生徒もいたが、その分を高田高校で出し切れていたと思う。
特選志望はしっかり特選に。2類や1類志望はがっちり目標通りの合格を決めてきた。
これで、自信を持って鈴鹿高専の本試験や公立後期試験に臨むことができる。
久居中1年生の実力テストが返却。
塾生トップは5位。この代、久居中初の一桁が誕生。
その他も54位から15位や、21位から15位、※同点!
62位から38位等、前回より上がった生徒が多かった一方で、
残念ながら前回よりも下がってしまった生徒もいた。
しかしまだまだ始まったばかり。
弱点を克服して、楽しみながら勉強していこう!
東京リベンジャーズ最終巻、あれが作者の思いなのか。。でも人気なんよね。。